英語の勉強には英単語の暗記がつきものですよね。
英単語の知識がつくと、今まで理解できなかった文章を読めたり聞けたりするようになり、自身の英語力の向上を肌で感じることができます。
そうはいっても、毎日忙しくてなかなか英単語の暗記に時間をとれない方もいるのではないでしょうか。
ということで今回は、私生活のちょっとしたスキマ時間に英単語を暗記するコツを3つ紹介します。
私生活で英単語を暗記する3つのコツ
1. 家中のものにシールを貼る
英単語を効率良く覚えるには、前にも話したように単語をイメージ化することが大切です。そこで試してみて欲しいのが、家中のものに英単語を書いたシールを貼っていくということです。
- 机には「desk」
- 冷蔵庫には「refrigerator」
- 空気清浄機には「air purifier」
といった感じですね。ここで大事なのは、目につくもの全てにシールを貼るということです。これをすることで、その単語を見たときにパッとイメージできるようになります。
また、ものによっては1日に何回も見る機会ができるので、日常的に単語に触れることができます。
イメージできるようになった単語は、記憶に定着し忘れにくくなります。
私生活でこれが習慣になると、例えばスーパーに行った時などに「あれ?この野菜って英語で何だろう?」と、単語をイメージするクセがつきます。
私生活でいつも目にするものを、英単語に置き換えることで、とても効果的に暗記できるのです。
2. アプリを活用する
電車やバスに乗っている時、知り合いとの待ち合わせの時、風呂上がりや寝る前…などなど、探そうと思えば「スキマ時間」は結構見つかるものです。そのスキマ時間で、ぜひ活用したいのがアプリです。
ネイティブによる音声付きのもの、例文付きで解説してくれるもの、ゲーム感覚で楽しめるものなど、スマホの普及に伴い、今では英単語暗記に役に立つたくさんのアプリがあります。
アプリはスマホさえあれば使えるので、単語帳を持ち運ぶ必要もなく、スキマ時間にピッタリです。しかもほとんどのアプリは「無料」で利用できるので、これを使わない手はないです。
早速、お気に入りのアプリをダウンロードして日々の学習に取り入れてみてください。
3. 実際に使う
英単語を記憶に定着させるために、とても効果的なのが、覚えた単語を【実際に使う】ということです。
単語帳やアプリを使って【インプット】した内容を、実際に使って【アウトプット】することが大切なんですね。
「でも外国人の友達なんていないし、実際に使う機会なんてないよ…」という方も心配の必要はありません。英単語を口に出すだけでいいのです。【音読】するということですね。
アプリや単語帳は音声付きのものが、たくさんあるので、それを活用して、音読する習慣をつけましょう。覚えた単語を実際に使うことで、発音や使い方の勉強になりますし、リスニング力向上にもつながります。
昼食のあとに10分間音読する、お風呂は音読の時間にあてる、という風に日々のルーティンワークに取り入れてみてください。
音読を習慣化することで、とても効果的に英単語を覚えることができます。
まとめ
以上今回は、私生活の中で簡単にできる「英単語を暗記するコツ」を3つ紹介しました。
- 家中のものにシールを貼る
- アプリを活用する
- 実際に使う
英単語を一朝一夕でマスターすることは、とても難しいです。
普段の学習にプラスαする形で、私生活の中にも取り入れていくことで、効率よく暗記することができます。ぜひ試してみてください。
専門家からのコメント
今川 彩香 (Ayaka Imagawa)
再エネ企業の広報・マーケティング部に勤めるワーママライター。二児の母として子育てに奮闘しながら自身の経験を生かして英語教育や環境活動について情報を発信している。
経歴:二輪外車ディーラーにて営業・イベント企画などの経験を積み、アメリカ・ロサンゼルスへ単身語学留学(滞在年数:4年半)。留学期間中は住み込みのベビーシッターとして、そして帰国後は英会話講師として子供と関わり、年齢ごとの子供の成長特性や日本の英会話業界のスタンダードと課題について学ぶ。現在は再エネテック企業の広報マーケティング担当として働きながらライターとしても活動の幅を広げている。
資格:大型自動二輪免許/太陽光設計士2級/TOEIC800点
<コメント>
単語の暗記には、誰もが苦戦した経験を持っていますよね!
家中のものに名前シールを貼るというのは聞いたことがありましたが、それによって得られる効果は単純にその物の名前を覚えられるということではなく、日常で目につく全てのものに対して「これは英語で何て言うんだろう」と考えること、と言うのは目から鱗でした!
留学を経て英会話講師として教える立場にあった私ですが、一度はどんなに高いスコアを出しても日常で使わなければどんどん頭の引き出しから見つけられなくなってしまう英単語たち。
せめて家の中のものくらいは言語設定を全て英語にしておく、というのもおすすめです。
例えばスマホやタブレットはもちろんのこと、テレビや家電なども英語で見聞きするようにしておくとリスニング効果も高まります。特に私のおすすめはGoogle Homeやアレクサなどのスマートスピーカーです。
言語設定が英語になっていると、アクティベーションにも英語での発音で「Ok,Google!」と声をかける必要があり、その後の指示も英語で行うことになります。
もちろんその回答も英語になる為、お家にスマートスピーカーをお持ちの方は、是非お試しください!
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