by martinak15
英語リーディングの勉強法には
【多読】と【精読】という
2つの方法があります。
基礎力をつけるには【精読】
応用力をつけるには【多読】
がおすすめです。
今回は、応用力をつけるための
リーディング法【多読】について
以下の3つを順番に解説します。
- 多読とは?
- 多読をする時の注意点
- 初心者におすすめの本
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多読とは?
多読とは読んで字のごとく
「多くの英文を読むこと」です。
数多くの英文を読むことで
英文を読むスピードが速くなり
文全体の内容を把握する力がつきます。
例えば、日本一美味しい
卵焼きのレシピを知っている
2人の人がいるとします。
Aさんは毎日100個の卵焼きを作り
Bさんはたまにしか作りません。
どちらの方が日本一美味しい卵焼き
を早く再現できるでしょうか?
もちろんAさんですよね^^
このように同じ知識をもっていても
作る量の違いで、手際や完成後の
見た目に大きな差が生まれます。
英語もこれと同じで、
読んだ英文の量に応じてどんどん
読むスピードが速くなってきます。
読むスピードが速くなると
TOEICなどの時間制限のある試験に
とても役に立ちます^^
多読をする時の注意点
多読をすることで英文を読む
スピードが上がると言いましたが、
1つだけ注意点があります。
それは「基礎がなっていないまま
多読をしたところで意味がない」
ということです。
日本一美味しい卵焼きを作るには
日本一美味しい卵焼きの作り方を
記したレシピが必要です。
レシピがないまま作ろうとしても
同じ味を再現できるまでに
何年もかかるかもしれません。
レシピにそって焼くことで
日本一美味しい卵焼きを最短で
作れるようになるのです。
英語もこれと同じで、
いくら多くの文章が読んだところで
内容が理解できていなければ
全く意味がありません。
ですので、多読は基本的な文法や
単語の知識をつけてから始める
ことが大切です。
基礎を学ぶには【精読】なので
文章の内容が難しいときは、
【精読】→【多読】という順序で
学習するようにしましょう。
初心者におすすめの本
初心者が多読に効果的な本を
選ぶポイントは次の3つです。
・内容が簡単なものを選ぶ
・専門的な分野は避ける
・適度な文字数のものを選ぶ
例えば、医学に関する本などは
専門用語がびっしり並べられており
理解することが難しいので
初心者にはおすすめしません。
また、長編小説のような
分厚い本を選んでしまうと
話が分からなくなり
途中で挫折してしまいます。
ですので、最初のうちは
日常的な内容のもので
「これならスラスラ読めそう」と
思えるものを選びましょう。
以下に初心者におすすめの
本を3冊紹介します。
英語多読入門(CD付き)
[出典:Amazon.co.jp]
「辞書は引かない」
「わからないところはとばす」
「つまらなければやめる」
この多読三原則に従って、
初心者でも挫折しにくいように
多読を学習できます。
レベル別に分けられた洋書が
6冊掲載されているので、自分の
レベルに合わせて学習できます。
これから多読を始める人には
ぴったりの本だと思います。
猫まんがで楽しく英語多読
[出典:Amazon.co.jp]
これから多読の勉強を始めたい人、
英語の学習を楽しいと思えない人、
猫が好きな人におすすめの本です。
漫画付きなので、
飽きることなく楽しく学習できます。
多読の学習法だけでなく、
「何のために英語を学ぶのか」
「英語を学ぶのに1番大事なこと」
という本質的な部分も語られています。
Kindleで250円で購入できます。
Alice’s Adventures in Wonderland
[出典:Amazon.co.jp]
英語の原書にチャレンジしてみたい
と思っている方におすすめの1冊。
『不思議の国のアリス』の世界を
鮮やかな挿絵と共に楽しめます。
使われている英単語も
比較的やさしいものが多く、
初心者でも安心して読めます。
まとめ
今回は、【多読】について
以下の3つを紹介しました。
【多読とは?】
・数多くの英文を読むこと
・スピードアップに効果的
【多読をやる時の注意点】
・やみくもに読んでも意味がない
・精読→多読の順で行うことが大切
【初心者におすすめの本】
・英語多読入門(CD付き)
・猫まんがで楽しく英語多読
・Alice’s Adventures in Wonderland
正しい方法で多読をすることで
速く正確に英文を読む力がつき
リーディング力がアップします。
どの文章を読んでもある程度
内容が理解できるようになると
英文を読むことが楽しくなります。
英語を楽しめるようになると
自発的に英文を読む習慣がつき
とても良い循環が生まれます^^
ぜひ試してみてくださいね〜
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