by Petr Dosek
日本では近年、
長期の休みや転職の合間を利用して
フィリピンに英語留学をする人が
増えてきています。
留学先にフィリピンを選ぶ
主な理由として…
・日本から近い▶︎飛行機で4〜5時間
・留学費用が安い▶︎欧米の1/2〜1/3
・マンツーマン授業が受けられる▶︎初心者に優しい
などが挙げられます。
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他の国よりも気軽に行けるとあって
じわじわと人気が出てきている
フィリピン留学ですが、
やはりそこは外国…
留学に必要な手続きを受けたり
注意しておかなければならない
こともあります。
そこで今回は、
フィリピン留学に必要な手続きを
3つの手順にまとめてみました。
- 学校を選ぶ
- 航空券を手配する
- 海外旅行保険に加入する
留学する際の参考にどうぞ^^
手順1. 学校選び
留学エージェントに相談してみよう!
フィリピン留学をするために
まずは滞在先となる学校と
決める必要があります。
フィリピンには数多くの学校が
ありますので、多くの方は
ここで迷われることだと思います。
日本人スタッフがいるところは?
TOEICの勉強ができるところは?
施設が綺麗なところは?
などなど、各個人によって
その要望も様々かと思います。
そこでおすすめなのが、
【留学エージェントに相談する】
ということです。
留学エージェントはその名の通り、
フィリピン留学のプロです。
要望に合わせた学校選びから
滞在日程の調整など、
フィリピン留学のことなら
何でも相談に乗ってくれます。
しかもそのほとんどが無料で、
場合によっては留学費用を通常より
安く済ませることができます。
(海外送金手数料サービスなど)
「フィリピン 留学」と検索すると
多くの留学エージェントが
ヒットすると思うので、
一度目を通してみてください。
あなたの希望に合った学校選びの
力になってくれるエージェントを
見つけることができるでしょう。
また、スムーズに留学するために
学校選びはなるべく早めに
済ませておきましょう。
直前の相談は、
スケジュールが合わず留学先が
見つからない可能性もあります。
目安として、
出発の3ヶ月前までには
滞在先を決めておきたいですね。
パスポートの確認は大丈夫?
海外に行くので当然パスポートが
必要となってくるのですが、
1つだけ注意することがあります。
それは、パスポートに
【滞在日数+6ヶ月の期限が必要】
だということです。
例えば、3月末までの滞在だと、
9月末までパスポートの期限が
あることが絶対条件です。
ここが守られていないと
フィリピンに入国することが
できませんので、
十分にチェックしておいて下さい。
また、万が一の紛失に備えて
パスポートのコピーを別の場所に
保管しておくと良いでしょう。
手順2. 航空券の手配
航空券の手配はなるべく早く!
無事に学校が決まったら、
航空券を手配する必要があります。
(自分でする場合がほとんど)
学校によっては、到着日が指定
されているところもあるので、
日程に合わせて航空券を予約します。
この場合も、
「指定日に予約できなかった」
ということのないように
早めに準備すると良いでしょう。
また、航空券手配の際には
【往復チケットまたは第三国へ
出国する航空券】が必要です。
片道チケットだけでは入国することが
できない場合があるので、この点は
必ず注意しておいて下さい。
航空券も紛失に備えてコピーを
とっておくと良いでしょう。
ビザ関連も知っておくとお得!
フィリピン留学は、
オーストラリアやカナダ留学と違い
30日以内の滞在はビザが不要です。
30日以上滞在の際も、
日本で事前に準備する必要はなく
延長手続きは学校がしてくれます。
留学の時に必要となってくる
他の許可証も同様です。
ですので、ビザ関連に関しては
特に心配する必要はないです。
ただ【どのような許可証があって
どのくらいの費用がかかるのか】
を知っておくことは重要です。
また、その費用を
うまく節約できる方法もあるので
合わせて紹介していきます。
観光ビザ
30日以上滞在する場合には、
観光ビザを延長します。
初回 :3030ペソ(59日まで滞在可能)
2回目:4300ペソ(89日まで滞在可能)
3回目:2330ペソ(119日まで滞在可能)
※1ペソ=2.63円(2015年1月現在)
SSP(就学許可証)
SSPはフィリピンに留学する
すべての留学生が対象になります。
(1週間だけの留学でも必要)
費用は5500ペソ(約15000円)、
日本での事前申請不可です。
そのため、現地での申請の際に
【4.5cm×3.5cmの写真2枚】
が必要となってきます。
スムーズに手続きするためにも
写真だけは前もって
用意しておくと良いでしょう。
ACR-I-CARD(外国人登録IDカード)
59日以上滞在する場合、
【ACR-I-CARD】と呼ばれる
外国人登録証が必要になります。
費用は3500ペソ(約9200円)です。
ECC
6ヶ月以上滞在する場合は
【ECC】と呼ばれる許可証が
必要になります。
費用は500〜1000ペソ
(約1300〜2600円)
留学に必要な許可証と費用を
滞在期間によってまとめると
以下のようになります。
<必要な許可証>
・ 4週間(28日):【SSP】のみ
・ 6週間(42日):【SSP】+【観光ビザ延長1回】
・12週間(84日):【SSP】+【観光ビザ延長2回】+【ACR-I-CARD】
・24週間(180日):【SSP】+【観光ビザ延長4回】+【ACR-I-CARD】+【ECC】
<かかる費用>
・ 4週間(28日): 5500ペソ(約15000円)
・ 6週間(42日): 8530ペソ(約22400円)
・12週間(84日):16330ペソ(約43000円)
・24週間(180日):21990ペソ(約58000円)
SSPは絶対に必要な許可証なので
しょうがないとしても、
滞在が60日を超えてくると
【観光ビザ延長2回目】と
【ACR-I-CARD】の合計2万円
以上の出費が必要になります。
これはかなり痛いですよね…
しかし、ここである方法を使うと
この費用を節約することができます。
その方法とは、
【いったん海外に出る】
ということです。
例えば、12週間(84日)滞在の
場合を考えてみましょう。
この場合、本来であれば、
【SSP】+【観光ビザ延長2回】+【ACR-I-CARD】
が必要となってきます。
ただ【観光ビザ延長2回目】と
【ACR-I-CARD】を取得するのは
共に【59日以上滞在の時】です。
勘の良い方はお気づきと思いますが
58日目までに一旦海外に出れば、
この費用は必要なくなります。
そして戻ってきた時には再び
30日間の観光ビザが付きます。
ですので、
58日目までに海外に行き
その後30日以内に帰国すれば、
追加の費用は発生しません。
シンガポールやマレーシアなどの
東南アジア諸国はフィリピンから
とても近く、節約したお金で
航空券を買えるのでオススメです。
手順3. 海外旅行保険に加入
「滞在先の学校が決まり、
航空券の手配も済んだ。
あとは飛行機に乗るだけ!」
と、その前に最後に一つだけ
しておかなければならない
ことがあります。
それは
【海外旅行保険に加入する】
ということです。
学校によっては加入を義務付けて
いないところもありますが、
絶対に入っておいた方が良いです。
日本から近いとはいえ、
フィリピンは海外です。
お腹を壊したり、
怪我をしてしまうなどの
トラブルはつきものです。
安心して留学生活を送るために
万が一の場合に備えて
保険に加入しておきましょう。
まとめ
以上今回は、フィリピン留学に
必要な手続きを3つの手順に
沿って紹介しました。
1. 学校を選ぶ
2. 航空券を手配する
3. 海外旅行保険に加入する
海外留学といっても、
やる事はいたってシンプルです。
一生の思い出に残るであろう
フィリピン留学を満足のいく
良いものにするためにも、
これらのことを入念にチェックして
出発のときに備えて下さいね〜
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