「勉強時間は1日1時間が限界」「2時間で単語を100個覚えたい」「就職のためにTOEICの点が必要」
などなど、状況によっては短時間で英語を何とかしなければならないことがあると思います。
そういうときに効果的な勉強法を知っていれば、短時間でも集中して学習することができ、実力をつけたりテストで良い点をとることができます。
ということで今回は、英語を短時間で何とかしたいときに、おすすめの勉強法を7つ紹介します。
- 目標を決める
- 目的を1つに絞る
- 時間を決める
- 携帯電話の電源を切る
- 無駄なことはやらない
- 五感をフルに使う
- 暗記は夜の方が効果的
短時間学習の参考してみて下さい
1. 目標を決める
勉強を始める前にまずは最終的に目指すゴールを決めましょう。
TOEICであればまずは400点とかセンターであれば180点など自分の目標を目指して学習しましょう。目標を決めることでそれに向かって突き進むことができ、学習のモチベーションを維持することができます。
また、目標だけでなくいつまでそれを達成するかの期間も決めた方が良いです。
来年の春までにTOEICで600点をとる!などといった感じですね。
目標と期間を決めたら、それを達成するためには何をすればいいのか?が見えてきます。
2. 目的を1つに絞る
英語を学習する理由は、各個人によって色々あると思いますが、目的は1つに絞った方が良いです。
例えば、大学受験のために英語を勉強しているのであれば、スピーキングやビジネス英語の知識はそれほど重要ではないです。
同様に、海外旅行の際に役に立つトラベル英会話を学びたい人にとって、科学や医療系の専門的な英単語を覚える必要はありません。
英語を短時間で何とかするためには自分の目的にマッチした学習にフォーカスしましょう。
3. 時間を決める
短時間で英語を何とかするコツは時間を決めて勉強することです。
英単語を覚える時も【2時間で100個】というように制限時間を決めた方が良いです。そして制限時間が来たら学習が中途半端になっていてもスパッとやめることが大切です。
制限時間が決まっているとその時間内に何とかしようと集中して勉強できるので、結果的に効率よく学習できます。
4. スマホの電源を切る
勉強の1番の障害はスマホです。
せっかく机に向かっていても、途中でLINEやFacebookのメッセージが来たとしたらそっちに気をとられてしまいます。
SNSの他にもYouTubeなんかも危ないですね。
机には2時間座っていたのにSNSやYouTubeに気を取られて、実質30分しか勉強できなかったとあってはもったいないです。
しっかりと集中して勉強するためにも、スマホの電源はあらかじめ「OFF」にしておきましょう。
5. 無駄なことはやらない
英語を短時間で何とかするには、極力無駄なことを省いて効率的に勉強することが大切です。
「これは本当にやるべきことか?」をしっかりと意識して、やる必要のないものは
やらないように気をつけましょう。
「今日は2時間勉強した!」と自分では思っていても、ノートをまとめていただけで実際は何も身についていなかったということはよくある話です。
短時間しか勉強できない時は、今すぐしなくてはいけないことをしっかりと見極めて学習しましょう。
6. 五感をフルに使う
英語を効率的に学習するには、五感をフルに使うことが、大切であると言われています。
例えば単語1つを覚える時も、頭の中だけで覚えるよりは、音声を聞いて声に出して紙に書きながら勉強した方が何倍も早く暗記できます。
また五感を使って覚えた内容は、頭の中だけで覚えた時より、記憶に残りやすいです。英語を勉強するときは、正しい発音の音声を聞きながら積極的に音読しながらやりましょう。
7. 暗記は夜の方が効果的
英単語の暗記は夜寝る前に、行うのが効果的だと言われています。
何でも寝ている間に頭の中がきれいに整理されて長期記憶として定着するのだとか・・
枕元に単語カードや単語帳を置いて寝る前の暗記を習慣にしましょう。
時間があれば朝起きた時に1度、寝る前に覚えた単語を復習できるとなお良いと思います。
まとめ
以上今回は、英語を短時間で、何とかしたいときにおすすめの勉強法を7つ紹介しました。
- 目標を決める
- 目的を1つに絞る
- 時間を決める
- 携帯電話の電源を切る
- 無駄なことはやらない
- 五感をフルに使う
- 暗記は夜の方が効果的
英語を短時間で勉強するときは、邪魔になるものは極力省き、集中することが大切です。気合の入る音楽を聴いたり、または逆に外部の音を遮断して、自分の集中出来る環境を作りましょう。
学校や仕事の後、疲れた状態で、夜遅くに勉強するよりは、早起きして勉強した方が頭が活発に働くのでおすすめです。(※暗記は夜の方が良いです)
ぜひ試してみてください!
専門家からのコメント
長谷川 弥生(Yayoi Hasegawa)
【保有資格】
【経歴】
- 2019年7月〜2020年1月 シンガポール空間デザイン会社 インターンシップ(ホームページ内のコンテンツとしてWeb集客を目的にした記事作成(WordPress)、空間設計の現場で中国語通訳)
- 2021年 外国語大学 中国語学科 卒業(アルバイト経験有り(ホテルスタッフ1年、アパレル販売1年、iPhone・アンドロイド販売2年))
- 2021年2月〜現在(バリスタ(兼中国語通訳)をしながら勤務時間外にランサーズで活動)
<コメント>
「1.目標を決める」「4.スマホの電源を切る」「5.無駄なことはやらない」は私も実践していました。
まず「4.スマホの電源を切る」ことですが、最近は辞書で単語を調べるのもスマホを使いませんか?なので、電源を切ることは難しいですが、LINEやTwitter、Instagram全ての通知をオフにしていました。そうでないと、いくらマナーモードにしていても辞書を開くために携帯を見た時友達の返信を見てしまって、一気にそちらへ集中力がいってしますからです。せっかく高めた集中力を分散させてしまうのはもったいないので、携帯を使うとしても脳の刺激になるS NSは一切遮断していました。
「5.無駄なことはやらない」は、私の場合、「伸びしろのある分野を優先的に勉強する」ようにしていました。リスニングが得意だったので、できるだけリスニングで満点が取れるようそちらに集中していました。短期間で点数を伸ばすには、確実に伸びるパートを勉強するのが効果的だと考えます。苦手分野を疎かにするという意味ではなく、確実に取れる点数の確率を上げていく方が、総合的に点数も安定してきます。
同時に「1.目標を決め」ていました。試験日から逆算して、リスニングにかける学習時間、リーディングにかける学習時間は必然的に決まってきます。私の場合はリスニングに多く時間を費やしましたが、パート5の単語や文法の穴埋めが得意な人、パート7の長文に強い人などさまざまなので、ご自身の得意不得意に合わせた目標を決めることが効果的だと思います。
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