海外旅行にスマホを持って行く場合、
海外用の設定をしていないと
日本に戻った時に思わぬ額の通信料を
請求されることがあります。
それを避けるためには、
自ら正しい設定を行う必要があります。
今回は【iPhone】での
正しい設定方法を紹介します。
海外旅行に行くときの参考にどうぞ。
photo by Gonzalo Baeza H
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高額請求を避けるiPhoneの設定方法
日本ではパケット定額サービスに
加入していると、
どれだけパケット通信をしても
料金は定額なので安心です。
しかし、このパケット定額サービスは
残念ながら海外では対応していません。
ですので、日本で使っている設定のまま
海外旅行に行ってしまうと、
知らず知らずのうちに海外の通信会社と
パケット通信をしてしまいます。
このパケット通信料が、
後になって高額請求を招く原因となります。
こちらにネットを使う意思がなくても、
アプリのアップデートを自動更新にしていたり
メールを自動受信にしていたりすると
パケット代がかかってしまうので注意が必要です。
これを避けるには、iPhoneで
【パケット通信をしない設定】
にする必要があります。
その設定方法は以下の通りです。
※2015年3月現在、auのiPhone5s(iOS8.2)の場合
機内モードを切り替える
海外でWi-Fiのみで通信をする場合、
機内モードをONにします。
【設定】→【機内モード】をONにする
※左上に飛行機のマークが出れば設定完了です。
Wi-Fiを使いたい場合
【Wi-Fi】をタップ→繋ぐネットワークを選ぶ
※飛行機マークの横にWiFiマークが出れば設定完了です。
以上が海外でWi-Fiのみを使用する
(追加料金がかからない)設定方法です。
機内モードをONにするだけなので
iPhoneの使い方がよくわからないけど
追加料金がかかることだけは絶対に避けたい
と考えている方にオススメの設定です。
機内モード(飛行機マーク)にしている限り
勝手にパケット通信されることはないので安心です。
機内モードをONにして無料Wi-Fiに繋げば、
LINEやFacebook, Skype通話などは
基本的に無料で行うことができます。
しかし機内モードでは、
電話回線やSMS・GPS機能の
使用が制限されています。(使えません)
ですので、海外旅行中に
固定電話に電話をかけるときや
地図アプリでGPS機能を使う時などは、
次の方法で設定します。
データローミングをOFFにする
①【設定】→【モバイルデータ通信】をタップ
②【ローミング】→【音声通話ローミング】のみONにする
③【4Gをオンにする】もOFFにする(推奨)
これで海外でも電話・SMSを使えます。
(使わない場合は音声通話ローミングをOFFにしておくと安心です。)
※この設定でパケット代の心配はなくなりますが、
通話料はかかるので注意してください。
(かける時だけでなく受ける時も)
まとめ
以上今回は、海外旅行に行く時の
iPhoneの設定方法を紹介しました。
・Wi-Fiのみを使う場合は【機内モード】
・電話やSMSも使いたい場合は、【データローミング】をOFF、【音声通話ローミングをON】
一切の通信を遮断したい場合は
海外旅行中は【機内モードをON】に
しておくと良いと思います。
機内モードをONにしてWi-Fiにつなげば、
LINEなどでメッセージのやりとりはできますし
無料電話もLINEで出来ます。
ただ、機内モードの場合、
緊急時などに日本の固定電話に
電話をかけることができないので、
できることならデータローミングの方の設定をおすすめします。
※普段は【音声通話ローミング】をOFFにして、
電話をかける時だけONにすると良いです
ホテルなどのWi-Fiスポット以外にも
仕事の都合などで常に
iPhoneを使える状態にしたいときは、
・海外パケット定額を利用する
・海外用Wi-Fiルーターをレンタルする
などの方法があり、
携帯会社各社で仕様が若干異なります。
お使いのスマホの会社に合わせて
設定してみてください^^
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