英語で手紙を書くときの結びに使える例文を以下のシチュエーション別にまとめてみました。
- フォーマルなシーンで
- 会社の同僚や親しいお客様などに
- 友達や家族に向けて
- 恋人や最愛の家族・友達に
基本的に英語で手紙を書くときの結びのルールは以下の通りです。
・冒頭の単語は大文字
・最後にコンマ(文章の場合はピリオド)を打つ
・結びの言葉の下に自分の名前を書く
これを踏まえた上で、参考にしてみてください。
photo by William Arthur Fine Statione
フォーマルなシーンで使える結びの表現
ビジネスなどのフォーマルなシーンで使う結びの表現は、基本的には「Sincerely(敬具)」さえ覚えておけば問題ないです。
フォーマルな場面で手紙の結びを書くポイントとして、次のことを意識します。
・フルネームを使う
・自筆でサインする
すでに面識のある取引先の場合は、「ファーストネーム」だけでもOKですが、迷った場合は「フルネーム」を使うようにしましょう。
また、手紙をワード文書などで作成した場合は、結びの言葉と名前の間に1行空けて、名前の部分を「自筆でサイン」すると良いでしょう。
・Sincerely,
「敬具」
・Your sincerely,
「敬具」
・Sincerely yours,
「敬具」
・Yours truly,
「敬具」
・Respectfully,
「敬意を込めて」
・Respectfully yours,
「敬意を込めて」
・With appreciation,
「謝意を込めて」
会社の同僚や親しいお客様などに使える結び表現
会社の同僚や親しいお客様へ向けてなど、ビジネスシーンではあるが堅苦しい挨拶が必要でない場合は、よりカジュアルな表現が好まれます。
それが、「Regards」を使った表現です。
「Regards」はビジネスシーンだけでなく、友達にも使えるかなり万能な表現です。面識のある人であれば誰にでも使うことができます。
自分の名前の部分は、基本的には「ファーストネーム」だけでOKですが、よりフォーマルな表現にしたい場合は「フルネーム」を使いましょう。
・Regards,
「どうぞよろしく」
・Kind regards,
「よろしくお願いします」
・Warm regards,
「(暖かい気持ちを込めて)よろしく」
・Best regards,
「よろしくお願いします」
・Please give my best regards to 〜
「〜さんによろしくお伝えください」
よりカジュアルに表現したい場合は、「Regards」を省略して、「Best」を使います。「Best」を使うときは「ファーストネーム」だけで問題ないです。
・Best,
「ベストを願って」
・Best wishes,
「幸運を願って」
・All the best,
「万事うまくいきますように」
友達や家族に使える結びの表現
友達や家族に向けたインフォーマルな手紙を書く場合、特にこれといった決まり文句はなく、比較的自由に表現することができます。
結びの表現を使わず名前のみでも良いですし、反対に「See you !」などの文章で締めることもあります。
・See you!
「またね!」
・See you soon,
「(近いうちにまた会う場合の)またね」
・Take care,
「元気でね」
・Have a great day.
「良い1日を。」
・Have a nice weekend.
「良い週末を。」
・I look forward to seeing you.
「(会う予定がある人に)お会いできるのを楽しみにしています。」
・I can’t wait to see you!
「会いたくてしょうがないよ!」
・Many thanks,
「ありがとう」
・Cheers,
「またね」
・Keep in touch.
「これからも連絡を取りあおうね。」
・Good luck,
「幸運を願って」
・Enjoy,
「楽しんでね」
・Be well,
「お元気で」
・Your friend,
「あなたの友達」
・God bless you,
「神のご加護がありますように」
・Keep smiling,
「いつも笑顔で」
恋人や最愛の家族・友達に使える結びの表現
恋人や最愛の家族・友達に向けて英語の手紙を書く場合、結びの表現にはストレートな愛情表現が好まれます。
・I love you.
「愛してる。」
・Love,
「愛を込めて」
・Lots of love,
「愛を込めて」
・All my love,
「愛を込めて」
・Love always,
「愛を込めて」
・Kisses and hugs(XOXO),
「たくさんのハグとキスをあなたに」
・Love ya,
「愛してるよっ」
まとめ
以上今回は、英語の手紙の結びに使える表現をシチュエーション別に紹介しました。
ひとことに「結びの表現」といっても、それぞれの微妙なニュアンスの違いを理解して、状況に応じて使い分けることが大切です。
ぜひ試してみてください。
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