英語で手紙を書くときに使える書き出し表現を、以下のシチュエーションに分けてまとめてみました。
- 宛先を書く
- 挨拶する
- 手紙の目的を伝える
PCで英文レターを作成するときは、そのままコピーアンドペーストしてお使い頂けます。英語で手紙を書くときの参考にどうぞ!
photo by frankieleon
宛先を書く
手紙の冒頭に、宛先を書くときのポイントは次の3つです。
①名前の後には必ずコンマをつける
②女性に対しては「Ms.」が無難!
③「Ms.」「Mr.」の後は、必ず名字!
特に3番目は、日本人がよく間違えやすいところなので気をつけて下さい。 2番目は、相手が既婚女性とわかっている場合には、「Mrs.」が使えます。
宛先の書き方(フォーマル)
・Dear Mr.(名字), / Dear Ms.(名字),
「◯◯様」
フォーマルな場面で最もよく使われる表現です。面識のない相手に手紙を書く場合に使われます。
・Dear+◯◯,
「◯◯様」
すでに面識のある相手によく使われます。「Dear+◯◯」の◯◯の部分には相手の、ファーストネーム(名前)もしくは、フルネームが入ります。
宛先が2人の場合、「Dear ___ and ___ , 」と and でつなぎます。
また、もし名前の分からない人に手紙を書く場合は次の2つの表現を使うことができます。
・To whom it may concern,
「ご担当者様」
・Dear Sir or Madam,
「ご担当者様」
宛先の書き方(カジュアル)
友達や同僚など、親しい間柄の人に手紙を書くときは、基本的に「Mr.」や「Ms.」などの敬称は使わず、以下のようなカジュアルな表現を使います。
・Hello+ファーストネーム,
「こんにちは、◯◯」
・Hi+ファーストネーム,
「やあ、◯◯」
・Hey+ファーストネーム.
「やあ、◯◯」
・To+ファーストネーム,
「◯◯へ」
挨拶する
手紙の冒頭には、挨拶や自己紹介を入れることによって、手紙の印象が良くなります。特にビジネスシーンでは、最初に「自分がどこの誰なのか」を相手にはっきりさせておくことが大切です。
フォーマルな挨拶
・My name is Keisuke Honda and I’m a member of A.C. Milan.
「私の名前は本田圭佑です、ACミランに所属しています。」
・My name is Susumu Fujita and I work at Cyber Agent.
「私の名前は藤田晋です、サイバーエージェントで働いています。」
・Thank you so much for visiting our office yesterday.
「昨日は、弊社にご訪問いただきありがとうございました。」
・Thank you very much for your inquiry.
「お問い合わせありがとうございます。」
・I’m sorry for my late reply.
「お返事が遅くなり申し訳ありません。」
・I hope this letter finds you well.
「お元気でお過ごしのことと存じます。」
カジュアルな挨拶
・How have you been?
「元気にしてますか?」
・How are you doing?
「元気?」
・It’s been a while.
「久しぶり。」
・I hope you’re doing well.
「お元気のことと思います。」
・How’s it going?
「調子はどう?」
・I haven’t seen you for a long time!
「長い間会ってないねー!」
手紙の目的を伝える
簡単な挨拶の後に続けて、手紙を書いた目的を伝えましょう。
・The reason why I am writing this letter to you is 〜.
「私があなたにこの手紙を書いている理由は〜。」
・I’m writing this letter because I’d like to 〜.
「私は〜したいので、この手紙を書いています。」
・The purpose of this letter is 〜.
「この手紙の目的は〜.」
・Please let me ask some questions about 〜.
「〜について質問させてください。」
・This is to confirm 〜.
「確認ですが・・・」
まとめ
以上今回は、英語で手紙を書くときに役立つ書き出し例文を紹介しました。
日本語で手紙を書くときも、「◯◯様」「拝啓」などといった書き出し表現がありますが、英語も同じように「Dear」や「To」などのお決まりの表現があります。
※結びに使える表現はこちら
→英語の手紙の最後の締めに!結びで使える例文まとめ
これらの表現をシーンごとに正しく使い分けることで、「デキる」手紙を書くことが出来ます。
ぜひ試してみてください。
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