海外に留学中の友達やホームステイでお世話になったホストファミリー、海外の取引先に英語の手紙を送る場合、日本ではエアメール(AIR MAIL)を利用するのが一般的です。
エアメールを相手に確実に届けるためには、正しい形式で正しい英文を使って宛名を書くことが大切です。
そこで今回は、英文レターの宛名の書き方を分かりやすく解説します。
- 封筒の配置
- 住所の書き方
- 宛名の書き方
英語の手紙を送るの参考にどうぞ!
photo by RWAN’S MaMy
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封筒の配置
封筒の書き方のポイントは次の6つです。
①差出人欄は左上に小さく
②受取人欄は右下に大きく
③差出人欄には「From」、受取人欄には「To」
④国名は大文字
⑤エアメールで送る場合は「AIR MAIL」と記載(左下)
⑥切手は郵便局で計量して貼ってもらう(右上)
住所の書き方
日本語で住所を書くときは、郵便番号を最初に書くのが一般的ですが、英語では一番最後に書きます。要するに、英語と日本語では住所表記が全く逆になります。
最初は混乱しますが、だんだん慣れてきます。また、以下のように改行を加えて書くと、より見やすくなります。
・一段目 → アパート名 / 番地・丁目・通り名・町村名
・二段目 → 市区名・都道府県名・郵便番号
・三段目 → 国名
例えば・・・
【〒150-8510 東京都渋谷区 渋谷2丁目21番1号 渋谷ヒカリエ27F】
こちらの住所を英語表記で書くと次のようになります。
Shibuya HIKARIE 27F, 2-21-1 Shibuya,
Shibuya-ku, Tokyo, 150-8510
JAPAN
市の場合は「City」、町の場合は「Town, – Machi, -Cho」、村の場合は「Village」を使います。郡は「-gun, County」です。
会社宛に手紙を出す場合は、先頭に会社名を付け加えればOKです。
LINE Corporation
Shibuya HIKARIE 27F, 2-21-1 Shibuya,
Shibuya-ku, Tokyo, 150-8510
JAPAN
宛名の書き方
日本語では「◯◯様」と書くように、英語にも宛名の書き方があります。相手に失礼のないようにするには、【敬称+フルネーム】で書くと良いでしょう。
男性宛には「Mr.」、女性宛には「Ms.」を使います。
ホストマザーに手紙を送る時など、相手の女性が既に結婚していると分かっている場合には、「Mrs.」を使うことも出来ます。夫婦には「Mr. & Mrs.」を使います。
また、英語表記では名前は、【ファーストネーム(名前)→ラストネーム(名字)】の順番で書きます。
例えば、【絵馬 トメ子 様】という宛名を英語表記すると次のようになります。
・絵馬 トメ子 様 → Ms. Tomeko Ema
まとめ
以上今回は、キレイで見やすいエアメールの書き方を紹介しました。
英語で手紙を書くときは、日本語を英語に翻訳するだけでなく、形式を変える必要があるので、最初は難しく感じるのも無理はありません。
この記事を参考に、英語の手紙に挑戦してみてください。
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