オンライン英会話スクールで英語学習を続けるコツを紹介します。
次の5つのことを意識するだけで、途中で挫折する確率が大幅に減りますよ。「なかなか続かない…」という方はぜひ参考にしてみてください。
目標をもつ
オンライン英会話を何となく始めたという人でも、「何のために英語を学習しているのか」という目標を持つことは大切です。
「次のTOEICで700点を突破したい」「2ヶ月後の留学に備えて英語に慣れておきたい」「将来は海外で働きたい」など、「いつまでに」「何をしたいのか」という具体的な目標を持つようにしましょう。
習慣にする
英語を話すことを当たり前にするには「習慣にする」ことが手っ取り早いです。オンライン英会話のレッスンをうまく日々のルーティーンに組み込んで、英語を毎日の習慣にしましょう。歯磨きやお風呂と同じようにオンライン英会話も生活の一部にできれば、毎日英語を学習することも苦ではなくなるはずです。
難しすぎる教材は選ばない
スクールによっては、初心者用〜上級者用まで多くの教材を取り揃えているところもあります。ただ、早く英語が上達したいからといって自分のレベル以上の教材を選んでしまうと、「難しい…やっぱり自分には英語は無理だ…」となってしまい途中で挫折してしまいます。
レッスンでは自分のレベルに合わせた教材を選択し、「難しい」と感じた時には先生にゆっくり喋ってもらうなどの工夫をするようにしましょう。
お気に入りの先生を見つける
生徒と先生の関係でも、やはりそこは人間同士。「どうしてもこの先生とは合わない」と感じてしまうこともあります。逆に「この先生とは話が合う」「発音が綺麗」「単純にカワイイ!」などの理由で、また話したくなる先生に出会うこともあります。
そういった「また話したい先生」を増やしていくことで、英語学習のモチベーション維持に役立ちます。
英語を楽しむ
なかなか思うように英語が上達しないと、どうしてもネガティブになりがちです。それはやがて「英語が辛い」「自分には無理」という気持ちとなり、英語が楽しいものではなくなってしまいます。
日本人は勤勉で何にでも頑張りすぎてしまう傾向がありますが、無理をせず肩の力を抜くことも時には大切です。「すぐに英語ペラペラになれる訳なんてない」と割り切って、まずは英語を楽しむことにフォーカスしましょう。
「その日起きた面白い出来事」や「自分が今ハマっていること」などを話すだけでも楽しい気持ちになれますよ♪
まとめ
以上今回は、オンライン英会話を続けるコツを5つ紹介しました。
- 目標をもつ
- 習慣にする
- 難しすぎる教材は選ばない
- お気に入りの先生を見つける
- 英語を楽しむ
英語はスポーツと同じで、継続的に学習することで上達していきます。「毎日続ければ結果は後からついてくる」と信じてレッスンに取り組んでいきましょう。
専門家からのコメント
内田綾子(Ayako Uchida)
『経歴』
- 上智大学文学部英文学科卒業
- サンフランシスコ州立大学大学院卒業(TESOL修士号取得)
- ウーロンゴン大学大学院教育学部博士課程進学
- 上智大学、横浜国立大学、白百合女子大学の元非常勤講師
『保有資格』TOEIC Listening & Reading Test 965 point
<コメント>
オンライン英会話を継続するためには、記事にあるように具体的な目標を持つのが効果的です。「なんとなく」英語を勉強しようと思ってもなかなか続きません。また、誰かに目標を宣言するとさらに効果的です。
SNSやブログなどをやっている場合は、「いつまでにTOEICで何点のスコアを取る」「毎日オンライン英会話でレッスンを受ける」など目標を宣言してみましょう。
その投稿に「頑張って!」「ファイト!」などコメントをもらったら、もう後には引けないと感じる人がほとんどでしょう。これだけ応援してもらったのに期待を裏切るわけにはいかない、格好悪い姿を見せたくないという思いで、目標達成に向けて続けて学ぼうとモチベーションも上がるはずです。
金澤ニコラス(Nicholas Kanazawa)
アメリカ出身。武蔵野音楽大学を卒業。学習塾で、英語講師の経験有。音大時代、大学からの依頼で、海外からの客員教授への通訳やメールの翻訳を担当 。現在は国際アーティスト団体[International Saxophone Academy]にて、専属で同時通訳や翻訳、字幕作成の活動中をする傍ら、フリーランスで演奏活動、翻訳、通訳、執筆活動にあたっている。英語が第一言語。
<コメント>
英語を学びたいと思うきっかけは、もちろん人によって様々ですが、ひとつだけ共通しているのは「英語そのものが目的ではない」ということです。
海外ドラマをより楽しみたい、海外旅行に行きたい、将来は移住も考えたい、もしくはモテたいなど、英語が話せるようになるその先の自分のために英会話教室に通い始めているはずです。
もし勉強や教室通いがキツく感じてきてしまった時は「何故」勉強しているのかをもう一度思い出して、目標が達成している自分をイメージし直して見ると、モチベーションの回復に繋がるはずです。
そして忘れてはいけないのが、英語が話せる現地の人たちは日常的に英語を話しているということ。筆者も1ヶ月も英語を話さないと、咄嗟の場面で言葉が出なくなることがあります。普段から、簡単な洋書やyoutube、海外ドラマ等で英語に触れておくことを心がけましょう。
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