食事を楽しむ為には「会話」は不可欠です!
楽しく、良い会話ができれば、よりコミュニケーションが深まるはずです。そんな時に使える「英会話フレーズ」を紹介させて頂きます。
少しでも話し、相手に伝われば、楽しい時間になるはずです。積極的にコミュニケーションを取っていきましょう!また食事しながら、マナーも重要です。世界の国々でマナーは異なりますので、頭に入れておきましょう!
食事中に使用できる英会話
食事中も楽しく、様々な国の人とコミュニケーションを取りたいものです!積極的に話して、食事を楽しみましょう。
ただ生活のワンシーンで出てくる特別な言い回しは、なかなか口に出てこないものです。「いただきます」「ごちそうさまでした」とかはどうでしょうか。すぐに思いつかない人も多いのではないでしょうか。
今回は食事中に出てくる「英会話フレーズ」を紹介していきますので、是非チェックしてください!
食事中の「英会話フレーズ」
家族との食事中に考えられる英会話ではフレーズとして一番フランクなものです。
日本語で言えば「いただきます」や「ごちそうさま」といった基本的な部分です。ここで紹介するフレーズを覚えておけば、相手に食事の感想を伝えることに関しては困ることはないでしょう。
- Let’s eat. 食べましょう。
- Dig in. 食べましょう。
- I’m done. 食べ終わりました。
- I enjoyed it. 堪能しました。
- I can’t eat any more. これ以上食べられません。
- Looks delicious. 美味しそうです。
- This is yummy. これは凄く美味しいです。
- I love this. これがとても好きです。
- This is the best ○○ I’ve ever had. これはわたしが食べた中で一番美味しい○○です。
- I’m very full, thank you. とてもお腹いっぱいです、どうもありがとう。
レストランで使用できる「英会話フレーズ」
海外のレストランに行って食べ物を注文するとき「This one please」と言ってしまいますよね。
確かに伝わりますが、いかにも旅行客感満載です。
それもいいですが、「I’d like this」とか言えたらかっこいいですよね。またお店の人にも「この人は違う」と思わせることができて、印象が良くなることがあるでしょう。
- We haven’t made a reservation, but is it okay to enter? 予約はしていないのですが、入れますか?
- Could I see a menu again? メニューを再び見せて頂いてもよろしいでしょうか?
- I’d like to add more order. 注文を追加させてください。
- Could you refill my ○○? ◯◯のおかわりを頂けますか?
- What kind of dressing is it? どんな種類のドレッシングがありますか?
- What time is the last order? ラストオーダーは何時ですか?
- Could you take a picture of our family with the food? 料理と一緒に、家族との写真を一枚撮って頂けますか?
- Can you take my plate? お皿を下げてもらえますか?
- Can I have a box for to go? 持ち帰り用のボックスを頂けますか?
- May I have the check, please? お会計をお願いします。
友達との食事に使える「英会話フレーズ」
友達との食事を想定したとき、食事に誘うための英語のフレーズが重要ではないでしょうか。食事が始まってしまえば、家族との食事と同じフレーズですが、家族と友達の違いは食事に誘う必要があることです。ここで学んだフレーズを何度も練習して気になる人を食事に誘ってみてください。楽しい時間が待っているはずです。積極的に取り組んでみましょう!
- I can’t eat anymore. もう満腹すぎて食べられません。
- This dish reminds me of what I ate in ◯◯. この料理で、昔食べた◯◯を思い出した。
- Do you want to grab a bite for lunch today? お昼をサクッと食べに行きたくない?
- Are you free to have lunch today? お昼はお時間ありますか?
- What are your plans for ◯◯? ◯◯のご予定はありますか?
- What do you say to dining out together? 一緒に食事に出かけませんか?
- It would be great if you could have dinner with us. あなたと夜に食事に行けたら最高です。
- I hope you’ll like the meals. 食事を気に入ってもらえると嬉しいな。
- Maybe we can share it! 良かったら分けて食べよう!
- Let me treat you today. 今日は私にご馳走させてね。
ビジネス相手との食事で使える「英会話フレーズ」
ビジネス相手との食事で使われるフレーズは丁寧表現が増えます。表現ではcanやwould、shouldといった助動詞を使用した言い回しが多いです。相手に対して無礼がないことを意識しながら、チャレンジしてみましょう。
- Would you like to have dinner together? 夕食をご一緒にいかがですか?
- Would you like to join us for a dinner? 夕食をご一緒にいかがですか。
- We’d like you to be our guest for dinner tonight. あなたをゲストとして今晩、夕食にご招待したいのですが。
- If you aren’t busy, would you like to go out for a drink after work? お忙しくなければ、仕事の後で1杯いかがですか?
- Is there anything that you can’t eat? 食べられないものは何かありますか?
- Do you have any allergies or dietary restrictions? アレルギーや食事に関する制限はありますか?
- Is there anything specific you would like me to take into consideration when choosing a restaurant? レストランを選ぶ際に、考慮して欲しいことなどありますか?
- Let us handle the bill. 勘定は弊社が持ちます。
- Let me set up a business dinner with you, please. よろしければ一席設けさせてください。
- What haven’t we got yet? 注文したものの中で、まだ来ていないものは何がありますか?
- Can I go outside and smoke a cigarette? 一旦外へ出て、タバコを吸ってきてもいいでしょうか?
食事の感動や驚きを伝えたい時の「英会話表現」
happyやsadなど自分の感情を表現する形容詞はたくさん思いつきます。ですが、食感や味の良さを伝えることに注目すると意外とわからない方も多いのではないでしょうか。是非チェックしてみてください。
- Thanks for nice meal,○○. 美味しそうなご飯をありがとうございます、○○(作った人の名前)さん。
- 〇〇 is nice and hot. 〇〇は辛いけどおいしいね
- This is the best ○○ I’ve ever had! 今までで最高の◯◯です。
- This is so crispy! これ、とてもサクサクしてる。
- It is so tender. とても柔らかいね。
- This is so tasty. これとても美味しい。
- All of the food was incredible. すべての料理がとても美味しかったです。
- This meal sounds very beautiful. とても美味しそう。
- They are very moreish, aren’t they? 食べだすと止まらなくなっちゃうよね。
- It tastes great. とても美味しい。
海外での食事時の注意点やマナー!日本との違いは?
食事の時の注意点やマナーは国ごとに異なります。行った先の国のマナーを事前に調べてから行きましょう。
日本独自のマナーには
- 「いただきます」「ごちそうさま」を言う
- 麺類を音立てながら食べてもいい
- 食器を持ち上げて、食器に口をつけてもいい
というところでしょうか。「いただきます」「ごちそうさま」は海外で言っても問題ないですが、音を立てて食べることや食器に口をつけることは、タブーとしている国が多いです。
日本のマナーは海外と比べると珍しいです。
ここからは国ごとの独特な食事のマナーを紹介します。
アメリカの食事マナー
- 食べ物をカットした後、フォークを右手に持ち替えて食べる
フォークとナイフを使って食べ物をカットしていくことは共通ですが、その後フォークを右手に持ってくることはアメリカ独自のマナーです。しかし、近年ではフォークを右手に持ち替えることなく、フォークの上に乗せて食べる人も増えているため、必ず持ち替えなくても良いでしょう。食べ物にフォークを刺したり、フォークを舐めたりするのはやめましょう。
- 取り皿に食べる分だけ取る
アメリカでは大皿料理を出すのが一般的であり、自分で食べたいぶんだけ取り分けて食べます。自分の分を取り分ける際、隣に座ってる人の前に手を出さないことがマナーです。また調味料や料理の近くにいる人に取ってもらうのが食事マナーです。椅子から立ち上がって手を伸ばすのはやめましょう。
- 食器はテーブルに置いたまま使う
日本でお碗を使う場合には、お椀を手に持つことが食事マナーですが、アメリカの場合は、どのような形状のお皿でも手で持つのはマナー違反。また、お皿に口をつけるのもやめましょう。取っ手が付いているスープのお皿やカップは持ち上げでも問題ありません。
- 音を立てない
汁物や麺類をすするように食べるのは日本の食事マナーです。アメリカでは音を出して食べる習慣はないため、汁物や麺類であっても音を立てずに飲むようにしましょう。
- ポテトや骨が付いているチキンはなるべく手で食べる
骨がついてるチキンやポテトは、フォークを使わず手で食べるのが食事マナーです。ただし、指を舐めるのはなるべくやめましょう。手が汚れた場合には、ナプキン等で拭くのがマナーとなっております。
フランスの食事マナー
- 音を立てない
フランスにも音を出して食べる習慣がありません。相手が不快に感じないように、食べるときは音を立てないようにします。
- 料理は左側から食べる
ナイフとフォークで切り分けて食べるフランス料理は、一口分ずつ左側から切って食べていきましょう。
- 食器はテーブルに置いたままで持ち上げない
料理の皿は持ち上げません。ただし取っ手が付いたカップ型のスープ皿は持ち上げても大丈夫です
- ナプキンやフォークなど物を落としても拾わない
ナプキンなどを落とした場合、フォーマルな場では自分で拾いません。店の人を呼んで拾って貰いましょう。
ドイツの食事マナー
- レストランではテーブルは自分で選ぶ
- 食べ物をシェアしてはいけない
ドイツではテーブルを客が選ぶものという認識があるので、初めて訪れた人は案内のない状況に驚くでしょう。また自分で注文したものは責任を持って自分で食べ切るというマナーがあります。シェアはあまりよろしくないことを覚えておきましょう。
- 全員の食事が出てくるまで待つ
複数人で外食した場合、全員の注文した料理がすべて運ばれてきたタイミングで、一斉に食べ始めるのがマナー。自分の注文した料理が先に来ても、すぐに食べ始めてはマナー違反になるので注意しましょう。
- 音を立てない
ドイツにも音を出して食べる習慣がありません。相手が不快に感じないように、食べるときは音を立てないようにします。
ロシアの食事マナー
- お酒を割って飲んではいけない
体を温めるためにお酒を飲む国らしいルールです。ロシアではストレートかつ一気に飲むことが友好の証であると考えられています。だから断ることは失礼なので無理のない範囲でがんばりましょう。ロシアでは、ウォッカの空き瓶をテーブルの上に置くのもマナー違反になるようです。不吉を呼び寄せるとしてロシア人にとっては禁忌事項になりますので注意しましょう。ウォッカの空き瓶は、床に置くのがマナーとなっています。
- 音を立てない
ロシアにも音を出して食べる習慣がありません。相手が不快に感じないように、食べるときは音を立てないようにします。
インドの食事マナー
- 右手で食べる
-
取り分ける作業は左手で
手で食事をすることはマナーというより習慣(宗教的な観点も強い)です。手で食べるときは右手だけで食事しましょう。食事時、左手は一切使わないのかといえばそうではありません。大皿料理からの取り分けや、重ねて置いてある食事を取る際は、左手を使います。
左手はトイレで使用するための手として考えられているために食事では使えません。食事以外の場面でも左手を使うことはあまり良いと思われないので気をつけましょう。
中国の食事マナー
- 食事を大皿に少し残す
綺麗に残さず全て食べるのではなく、一口分程度残すことで「食べきれないほど十分に料理を提供して貰い、満足だった」という気持ちを表すのが、マナーとなっています。
- 食器を置いたままで持ち上げない
中国では、お皿は持ち上げずに食べるのが正しいマナーです。お茶碗は持ち上げてもOKとされていますが、口をつけるのはやめましょう。
- 音を立てない
中国でも音を出して食べる習慣がありません。相手が不快に感じないように、食べるときは音を立てないようにします。
韓国の食事マナー
- 音を立てて食べることは良い
- 目上の人が食べ始めてから食べる
音を立てながら食べることは食べ物をしっかり味わっていることを料理人に伝えられるからということでいいとされています。また韓国では日本以上に目上の人を敬う習慣が強いです。だから年功序列で食べ始めます。
国ごとに文化の違いからマナーは異なります。ですがどこも共通していることが一つあります。それは食べ物を大切に扱い、作ってくれた人に感謝する気持ちです。海外でマナーを忘れてしまった、となっても感謝の気持ちを持って扱うことを忘れなければきっと伝わるでしょう。マナーは思いやりの気持ちを具体的に表したものです。
- 食器は置いたままで持ち上げない
韓国では、お皿は持ち上げずに食べるのが正しいマナーです。小さな茶碗でも、お皿を持って食べるのはマナー違反になるため、左手はお皿に添えて箸やスプーンを使って食べるようにしましょう。
まとめ
今回は食事中に使える英会話のフレーズと日本と海外での食事マナーの違いについて紹介してきました。食事などの生活の場面における独特な言い回しや食事マナーを知っている事は、よりその土地で楽しむ為には、必要なことでしょう!
外国人の方々が正しい敬語や日本の食事マナーを熟知していたら、私たちもその人を一目おいてしまいますよね。
今回紹介したフレーズやマナーを頭に入れて、海外旅行を楽しんでください。
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